故障でなくても遅くなるケースがあるのは何故?

モバイルWiFiは使用する周波数によっては鉄筋コンクリートなどの障害物に弱く、ビルが立ち並ぶ場所などで使用すると速度低下が発生する場合があります。そのようなケースで遅いと感じた時は場所を移動したり窓際に持って行くことで速度が回復することがあります。

ビルが立ち並ぶ場所の速度低下

また、モバイルWiFiで使用する周波数の中にはBluetoothや電子レンジなどと干渉するものもあり、近くで動作していると速度が遅いと感じる場合もあり、距離を離したり同時に使用しないなどの工夫で解消できます。

モバイルWiFiの多くは毎月使用できる高速容量が定められており、それを使い切れば速度制限がかかります。この場合の対処法は高速容量を追加で購入するか、翌月にリセットされるのを待ちます。無制限のプランでも遅いと感じた時は、混雑などの理由から通信事業者の方で速度制限をしている可能性があります。

プロバイダーによっては無制限プランでも3日間で一定以上の容量を消費すると制限がかかるルールの場合もあり、この時ばかりはどうしようもなく混雑が解消されるのを待つしかありません。混雑が原因の場合は利用する時間帯をずらすなどすれば、速度が回復したのを確認できます。

故障を疑う前に試したいこと

WiFiルーターは起動している限り常に条件の良い電波を探し続け、必要に応じてバンドの切り替えを行うことから実は多大な負荷がかかっており、稀にバッファーがオーバーフローしてしまう不具合が発生することがあります。そんな時は再起動することでバッファーがクリアになり、
いつものように正常な処理が行えるようになります。

WiFiルーターは熱に弱く、夏場に利用していると熱による故障から守るためにサーマルスロットルリングが作動してチップの処理速度を遅くして熱を下げようとし、速度が遅くなることがありますが不具合ではありません。この時は電源をオフにして休ませることで温度が下がり、再び正常に動作するようになります。

WiFiルーターにはファームウェアというソフトウェアにより制御されていますが、ごく稀にバグによる不具合が潜んでいる場合があります。
これを解決するためには、最新版のファームウェアにアップグレードすることでバグが解消される場合があります。WiFiルーターのメーカーや
利用しているプロバイダーの公式ウェブサイトでインフォメーションされていることがあるので、チェックをして早めに対応しておきたいところです。

WiFiルーターの故障